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ブログ 2017.05.30
モーカケの滝展望台付近で見るアズマシャクナゲ。ほぼ満開でした。
新緑のブナの原生林で見るムラサキヤシオツツジはひときわ綺麗で、可憐な美しい姿は、深山の素晴らしい春の姿そのものです。
モーカケの滝展望台より、雪解け水による水量豊富なモーカケの滝と、ムラサキヤシオツツジを望む(2017年5月28日)
モーカケの滝展望台付近には、ムラサキヤシオツツジもとても多く、中には、薄いピンク色のツツジもあります。
モーカケの滝展望台にも、しっかりとした、説明のある看板がございます。
尾瀬ブナ平で見るオオカメノキ。鮮やかなブナの原生林の新緑の中で見るオオカメノキとムラサキヤシオツツジの美しい景観には心洗われるものがあります。
尾瀬ブナ平で見るブナの原生林の新緑の光景です(5月28日・午後1時頃)。朝日や夕焼けに当たる姿はまた輝きが違います。
尾瀬ブナ平上部の針葉樹林帯の湿原には、コバイケイソウも姿を見せ始めておりました。
尾瀬ブナ平で見る、光り輝く残雪と鮮やかなブナの原生林の姿には、本当に、心洗われるものがあります。雪が多かった冬のおかげでもあるとは思いますが、新緑もいつもの年よりも色が濃く一層鮮やかです。大雪の年は、高山植物などの花々も数が多く美しいといわれておりますが、新緑もやはり、いつもの年よりも綺麗ですし、ムラサキヤシオツツジなどの花々も多いようです。
尾瀬ブナ平の道路とブナの原生林の新緑と残雪の光景でございます(標高約1400m地点)。残雪の消えは、想像以上に早く、予想よりも、急激に減っておりまして(氷にぬるめの水をかけるようなものかもしれませんが)、光り輝く残雪と鮮やかな新緑の光景の見頃も尾瀬ブナ平では、あと1週間から10日くらいかもしれません。
5月28日(日)のお昼頃に、ブナ平の新緑とブナ坂にございます、モーカケの滝の新緑とムラサキヤシオツツジ・オオカメノキなどの春のブナ林内での花々の様子を見に出かけましたが、今年は、ムラサキヤシオツツジもいつもの年よりも多いようで、オオカメノキもいつもの年よりもいっそう白く綺麗な感じがしました。大雪のもたらす、春の恵みと言ってもよいのかなと思います。
豪雪による大雪で、毎日毎日雪かきに追われていた冬を思い出すと、この春の姿には、本当に有難いというか、苦しみの後には喜びがあるとは言われておりますが、より素晴らしい春の姿に見えてきます。大自然の有難みと美しさが、身に染みてわかります。
モーカケの滝の水量の多さは想像以上で、まるで夏の三条の滝並みの水量でした。
尾瀬ブナ平も残雪がまだありますが、雪解けのスピードが想像以上に速いので、尾瀬御池登山口近辺の湿原などでは、水芭蕉の群生が見られるのも予想以上に早いと思われます。おそらく今年の水芭蕉は、相当綺麗で数も多いと予想しております。
夏が来れば思い出す、遥かな尾瀬・・という有名な本当に素晴らしく、かけがえのない歌もありますが、尾瀬の夏は短く過ぎてゆきます。今年も雪は多かったですが、雪解けが想定よりも相当早いので、尾瀬沼の美しい水芭蕉の見頃の季節も、6月第一土曜日頃から始まると予想しております。昔から、尾瀬の水芭蕉の季節は、6月第一週~第2週頃といわれておりましたが、今年はそれよりも遅くまで可憐な水芭蕉を見れると思います。
ぜひ可憐な水芭蕉や、美しい高山植物などに出会いに、大自然の尾瀬国立公園へおいでくださいませ。お待ちいたしております。
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