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ブログ 2018.09.15
ブナの原生林で見るブナハリタケの様子です。(2018年9月13日)
ブナハリタケのことを檜枝岐弁では、カノシタといいます。ブナの木の中は純白の真っ白な木肌で、芯は薄いピンク色です。ブナの木の含水量はものすごく、森の母・森のダムといわれるゆえんです。大自然の原生林の中ではとてつもなく大切な、かけがえのないブナの原生林です。
秋に採れたブナハリタケを塩漬けにして保存しておき、春の山菜の季節に深山の新緑の中で採れた新鮮なイラと炒めたブナハリタケとイラの炒め物。新緑の季節の山菜料理の一品です。
こちらは毒キノコのツキヨダケです。ただいまこのツキヨダケが最盛期で、ブナの原生林内のいたるところで見られます。
こちらも巨大なブナの木に生え始めた、毒キノコのツキヨダケです。
山ブドウは今年の秋はどうなることか。今のところあまり山ブドウの姿は見られません。
ブナの原生林の中で、緑から、紅葉の色へと移り変わるナナカマド。ナナカマドの紅葉も秋の紅葉の中では綺麗な紅葉の銘木ですね。葉の枝ぶりがとても綺麗です。
厳しい残暑が続き、暑い初秋かなと思っていたところ、大自然の原生林の中では、葉が紅葉に色づき始め、原生林の巨木には秋の味覚であるキノコが次から次と姿を魅せ始める季節となりました。季節の移り変わり、時の流れというものは、本当に、早いものです。
お客様に季節の移り変わりを、少しでも多く伝えたいと思いながらも、わずかしか伝えられない自分が、どうしてもとてももどかしく思えたりします。
今のところ、紅葉は、結構気温が高めのこともありまして、あまり進んでいないといったところです。しかし、この後、気温がぐっと下がった日が2,3日続けば,一気に紅葉前線へと移り変わってゆきそうです。
檜枝岐村そして尾瀬国立公園には素晴らしい紅葉の景観が望める大自然の環境が無尽蔵にあります。
ぜひ今年の秋も鮮やかな紅葉の色に染まる尾瀬国立公園や深山の檜枝岐村へおいでください。
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