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季節の便り 2018.06.19
今年も針葉樹林帯の中でゴゼンタチバナの可憐な姿を見られる季節がやってきました。
ヤマハハコの群生の中で見る、ゴゼンタチバナ。画像では乾いた天候の中でのゴゼンタチバナですが、雨の中や雨上がりで見る、しっとりとしたゴゼンタチバナも本当に美しいものです。
樹齢200年はあろうと思われる、栂の木の老木に咲く、ゴゼンタチバナ。より一層大自然の姿が美しく見えます。
ゴゼンタチバナとともに、舞鶴草の可憐で美しい花々も咲き始めております。
季節は梅雨に入ろうとする今日この頃ですが、尾瀬国立公園の針葉樹林帯の中では、ゴゼンタチバナの美しい花々が咲き始めております。木道脇などの針葉樹の根元で群生する姿もまた、美しいものです。舞鶴草の小さい可憐な花々も咲き始めております。
標高約1500m位から始まる針葉樹林帯で、雪解け後のピンク色のかわいいイワナシに始まり、次から次へと様々な花々が咲き続けている姿を望んでいると、森林の中でもこのオオシラビソや、コメツガやトウヒなどの針葉樹林帯が、どんなにかけがえのない素晴らしい大自然であるのかを深く考えさせられます。
梅雨の頃の雨の日の登山は敬遠気味だとは思いますが、多くの御客様に針葉樹林帯の中での針葉樹林の木々や葉、そして美しい花々を見ていただきたいと思っております。
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